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2025年06月03日
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まだまだ続くオナニー講演会

2010年01月29日
その2だよー(^o^)/


前回までのあらすじ

日本空気ワロス。


日本市場で調達した円でドルを買い、サブプライムの金融派生商品を買い漁ろうとする欧州銀行。

しかしここで問題が。

BIS規制により自己資本比率の国際基準が定められているため銀行本体がこの商品を買い漁りにいけない。

ではどうするか。

銀行本体の下に特別目的会社というのを設置します。

これにサブプライム関連の金融派生商品を買わせます。

つまり簿外取引です。

そして銀行はこの特別目的会社と流動性供給について契約を交わし、手数料をしこたま分捕ります。

「流動性供給について契約」っていうのは簡単にいうと金が足りなくなったら融通してやるよっていうこと。

そして悪夢が・・・

なんということでしょう、アメリカの住宅価格が下落しているではありませんか。

どう考えても供給過多です、本当にサンキューベリーマッチ!

バブルについて中学社会で学習済みのみんななら分かりきってる事だよね!

で、どうなるか。

もちろん大元の債権が焦げ付いたんだからそれをまとめてた金融商品もあぼんだよね。

でも実際はそれ以上だったわけで。

最初に債権をいくつかまとめることでリスク分散、って書いたけど全くの逆。

つまりリスクがどこに潜んでいるのか誰にも分からなくなっちゃったんですね。

完全にカオス状態。

そしてこの商品をたくさん抱え込んでた欧州は阿鼻叫喚の地獄絵図。

なにせ大元のサブプライムローンが焦げ付いちゃったもんだから投資家からの払い戻しが急増。

でも、手元にあるのは値段の下がった住宅のみ。

もともと住宅っていうのは流動性が低い上に、バブルが弾けて売れないんだからどうしようもない。

とにかく契約に基づいて銀行に流動性の確保を要請。

困ったのは銀行側。

サブプライム関連の商品は全てドル建て。

でもEUでの共通通貨はユーロ。

当然手持ちのドルが不足してくる銀行も出てきて、市場から調達しようとしますがみんな自分のところも危ないのでドルの確保で必死です。

当然市場にドルが不足してきます。

すると短期資金のやり取りの際のコールレートなんかも急上昇してきます。

あめりかの じゅうたく ばぶるが はじけた!

しかし どるが たりない!

簿外取引でデリバティブ商品に手を出していたヨーロッパの銀行。

それに絡む損失は急に帳簿に載ってくるので欧州に激震走る。

損失を被った銀行はとりあえず手仕舞いの合図。

サムライ債も償還しちゃいます。

つまり、円を買って国内の投資家に返済です。

みんな一斉にそんなことをするので一気に円高が進みます。

FX厨強制決済で死亡確認wwwwwwwwww



一旦切ります。
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